勘から科学へ

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日経新聞深読み講座2019版が相変わらず参考になる

 

小宮一慶の「日経新聞」深読み講座 2019年版

小宮一慶の「日経新聞」深読み講座 2019年版

 

 この本を週末買って読みました。

 

実はこの本毎年この数年は毎年買って読んでいる気がします。

日経の読み方についていつも深い考察を教えてくれます。また時事トピックについての作者の考えはすごく参考になります。

 

私はこの人のファンで本が発行されるとつい買って読んでしまいます。

今回あげられていたトピックで気になったのは五輪の経済浮揚効果についてです。

私はそんなにあると思っていません。作者の小宮さんも同じ意見でした。

気になるのが作者は景気後退が2020年より前にくると思っていらっしゃることです。

 

最近株価が下がっているのでこれはもしかしたら小宮さんの予想が当たるのではないかと思っています。

 

まあこの本は実践できて何ぼですので、早速実践していきたいと思います。

 

r.nikkei.com

 

日曜日はアウトルック今週の市場を読めと書いてあるので日経の記事を読むと主にアメリカ株の記事です。まずは見ないといけないのが11月1日アップルの決算です。

もしこの決算がよければ投資家心理が改善するかもしれませんとあります。しかし私はこれは厳しいのではないかと思います。たぶん悪くないと思うのですが、悲観的になっている市場では多少の良い決算では売られるのではと思っています。なので私自身も悲観的なのかもしれませんが、これからは景気後退の厳しい時代がくると思います。

 

そして私が思い出したのがチャンスというアメリカの映画のこのシーンです。

www.youtube.com

 

Being There - Wikiquote

 

As long as the roots are not severed, all is well. And all will be well in the garden. 

Yes. In the garden, growth has it seasons. First comes spring and summer, but then we have fall and winter. And then we get spring and summer again.

上記https://en.wikiquote.org/wiki/Being_There#Chance_the_Gardenerより引用

これを日本語に訳すと、下記のような感じだろうか

 

根っこが切られていなければ全部大丈夫。ガーデンでは全部うまくいく。

ガーデンには成長の季節というのがあります。春と夏がきて、秋と冬が来る。そしてまた春と夏がくる。

 

今我々は経済の季節で秋、冬に向かっているのかもしれません。しかし根っこが切られていければ大丈夫だと思います。つまり株式市場から退場していなければ大丈夫だと思います。そうしたら、また春と夏が来る。リーマンショックから10年、株価は2倍以上になり春と夏が来ました。次は秋と冬の番なのかもしれません。

 

ちょっと脱線しました。

 

日経新聞深読み講座ではもうひとつ日曜版では今週の予定を見るとあります。

 

今週火曜日と水曜日に日銀金融政策決定会合があります。

たぶん株価が下がっているので従来どおりの政策が維持されると思います。

またそこも一つのポイントだと思います。

 

とりあえず株価は今週も軟調そうですが、退場しないようにがんばります。